

都立大学構内での「リアルタイムでの注文から複数ある受け取りスポットへの配送」実証実験

概要
期間 | 2022年6月14日(火)〜17日(金) |
---|---|
2022年6月14日(火)〜17日(金) | |
時間 | 10:00 〜 15:00 |
10:00 〜 15:00 | |
走行区間 | Acorn cafe(東京都立大 南大沢キャンパス構内)〜 南大沢キャンパス内の複数配送スポット |
Acorn cafe(東京都立大 南大沢キャンパス構内)〜 南大沢キャンパス内の複数配送スポット |

背景と目的
広大な面積を持つ大学構内における大学生や大学職員からのフードデリバリーに対するニーズを検証するとともに、リアルタイムでの注文から複数ある受け取りスポットへの配送までをスムーズに実施できるかのオペレーションの確認も含めて、映像データ処理に最適なローカル5G環境下を活用して、実証実験を実施。

実証実験フロー
1. 実証実験当日、モニターである都立大の学生・教職員が、特設サイトから商品を注文。
2. 都立大学内カフェ「acorn café」に設置したタブレットに注文内容を通知し、カフェスタッフが、商品をロボットへ預入れ。
3. 遠隔操作ロボットがカフェで商品を受け取り後、遠隔操作にて配達場所となる規定の受取りスポットへロボットが配送。
4. 到着時、注文者のスマートフォンへ到着通知を送付し、注文者は受取りスポットへ向かい、商品を受け取る。
成果の概要
実証の対象者 /参加者/人数 | 対象者:東京都立大学 教職員、学生 人数:(配送)21名 (モニター登録者)97名 |
---|---|
実証期間/日時 | 2022年6月14日(火)〜 17日(金)10:00 〜 15:00 |
実証場所/エリア | 東京都立大学 南大沢キャンパス |
実証内容 | 専用サイトから「acorn café」の商品を注文するとキッチンへ注文通知が送られ、注文通知を確認しキッチンにて商品準備を行う。商品準備完了後、カフェ前にて待機している「LOMBY」へ商品を預け入れる。「LOMBY」の遠隔操作者が商品預入確認後、配送スタートし注文時にモニターが選んだ配送スポットに配送を行う。配送スポットに到着するとモニターへ到着通知を行い、「LOMBY」から商品を取り出すと配送完了。 |
結果 | ◉走行: 構内配送スポット6箇所へ配送 最長片道距離600m 合計約20km走行 平均時速3km/h 最速6km/h ◉通信: 都立大ローカル5Gを使用して走行。通信エリア内で遅延なく走行。 ◉注文システム: 発注、発送システムを開発し、LOMBY待機中に注文が入れば即時発送するシステムを導入。 |


CAREERS
新しい概念の完全自律型ラストマイル配送を実現する
ロボティクスエンジニアを募集しています。
ご興味をお持ちの方は、お気軽にご連絡ください。